平成13年 9月定例会(第3回) 平成十三年 鳴門市議会会議録 (第十九号)平成十三年十月五日(会期十八日中第十八日目) 議事日程第四号 諸般の報告第一 議案第九十六号 平成十三年度鳴門市
一般会計補正予算(第二号) 議案第九十七号 平成十三年度鳴門市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第一号) 議案第九十八号 平成十三年度鳴門市
老人保健事業特別会計補正予算(第一号) 議案第九十九号 平成十三年度鳴門市
介護保険事業特別会計補正予算(第一号) 議案第百 号 平成十三年度鳴門市
新東浜土地区画整理事業特別会計補正予算(第一号) 議案第百一 号 平成十三年度鳴門市
公共下水道事業特別会計補正予算(第一号) 議案第百二 号 平成十三年度鳴門市
公設地方卸売市場事業特別会計補正予算(第一号) 議案第百三 号 平成十三年度鳴門市
産業団地開発事業特別会計補正予算(第一号) 議案第百四 号 平成十三年度鳴門市
文化会館事業特別会計補正予算(第一号) 議案第百五 号 平成十三年度鳴門市
モーターボート競走事業会計補正予算(第一号) 議案第百六 号 平成十三年度鳴門市
運輸事業会計補正予算(第一号) 議案第百七 号 鳴門市職員恩給条例等の一部改正について 議案第百八 号 鳴門市情報公開条例の制定について 議案第百九 号 鳴門市税賦課徴収条例の一部改正について 議案第百十 号 工事請負契約の締結について(
鳴門市立里浦小学校講堂防音工事のうち建築工事) 議案第百十一号 工事請負契約の締結について(高島ポンプ場(建築)建設工事) 議案第百十二号 水稲無事戻し金の交付について 陳情第四十九号 国に対して「
緊急地域雇用特別交付金事業の改善・継続」と「緊急の就労事業」の意見書の提出を求める陳情書 陳情第五十 号の二 トラック輸送における安全確保・排ガス防止に関する陳情書 陳情第五十六号 WTO農業交渉で新しい貿易ルールを求める陳情書 委員長報告 質疑 討論 採決第二 議案第九十一号 平成十二年度鳴門市
農業共済事業会計決算の認定について 議案第九十二号 平成十二年度鳴門市
モーターボート競走事業会計決算の認定について 議案第九十三号 平成十二年度鳴門市
病院事業会計決算の認定について 議案第九十四号 平成十二年度鳴門市
水道事業会計決算の認定について 議案第九十五号 平成十二年度鳴門市
運輸事業会計決算の認定について 質疑 特別委員会付託(閉会中の継続審査)第三 意 第 五 号 道路特定財源の堅持を求める意見書 提案理由説明 質疑 討論 採決第四 意 第 六 号
緊急地域雇用特別交付金の改善を求める意見書 提案理由説明 質疑 討論 採決第五 意 第 七 号 WTO農業交渉で新しい貿易ルールを求める意見書 提案理由説明 質疑 討論 採決第六 同意第 二 号 教育委員会委員の任命について 提案理由説明 質疑 討論 採決第七 同意第 三 号 公平委員会委員の選任について 提案理由説明 質疑 討論 採決第八 同意第 四 号 監査委員の選任について 提案理由説明 質疑 討論 採決第九 常任委員会及び
議会運営委員会閉会中の継続審査及び調査について ────────────────────────────────── 本日の会議に付した事件 諸般の報告日程第一 議案第九十六号から議案第百十二号、陳情第四十九号、陳情第五十号の二、陳情第五十六号 委員長報告 質疑 討論 採決日程第二 議案第九十一号から議案第九十五号 質疑 特別委員会付託(閉会中の継続審査)日程第三 意 第 五 号 道路特定財源の堅持を求める意見書 提案理由説明 質疑 討論 採決日程第四 意 第 六 号
緊急地域雇用特別交付金の改善を求める意見書 提案理由説明 質疑 討論 採決日程第五 意 第 七 号 WTO農業交渉で新しい貿易ルールを求める意見書 提案理由説明 質疑 討論 採決日程第六 同意第 二 号 教育委員会委員の任命について 提案理由説明 質疑 討論 採決日程第七 同意第 三 号 公平委員会委員の選任について 提案理由説明 質疑 討論 採決日程第八 同意第 四 号 監査委員の選任について 提案理由説明 質疑 討論 採決日程第九 常任委員会及び
議会運営委員会閉会中の継続審査及び調査について ────────────────────────────────── 出 席 議 員 (二十七名) 議 長 近 藤 龍 彦 君 一 番 秦 野 卓 君 二 番 工 藤 武 重 君 三 番 田 中 寛 昭 君 四 番 野 田 粋 之 君 五 番 藤 田 茂 男 君 六 番 森 恒 吉 君 七 番 矢 野 善 治 君 八 番 松 下 保 君 九 番 分 部 嘉 憲 君 十 番 牧 野 豊 君 十一 番 泉 善 治 君 十二 番 中 西 久 雄 君 十三 番 林 栄 一 君 十四 番 山 本 秀 君 十五 番 佐 藤 絹 子 君 十六 番 板 東 一 岳 君 十七 番 柿 本 公 君 十八 番 勘 川 一 三 君 十九 番 田 渕 豊 君 二十 番 平 岡 朔 郎 君 二十一番 斎 藤 達 郎 君 二十二番 橋 本 国 勝 君 二十三番 池 田 正 恵 君 二十五番 坂 東 成 光 君 二十六番 明 野 尚 文 君 二十七番 横 井 茂 樹 君 ────────────────────────────────── 欠 席 議 員 (一名) 二十四番 梅 野 健 寿 君 ────────────────────────────────── 説明のため出席した者 市長 亀 井 俊 明 君 第一助役 細 川 並 久 君 第二助役 牧 田 久 君 収入役 川 上 喜 一 郎 君 総務部長 柿 成 昇 司 君 企画調整部長 京 野 雅 彦 君 市民福祉部長 小 倉 眞 穗 君 経済部長 塚 本 重 史 君 建設部長 長 浜 宏 君 競艇部長 田 口 喜 久 君 水道部長 中 谷 宏 君 運輸部長 泉 良 一 君 消防長 潮 崎 焜 及 君 福祉事務所長 矢 野 正 夫 君 総務部 総務課長 福 居 達 夫 君 企画調整部 秘書企画課長 喜 多 哲 君 教育長 森 本 繁 一 君 教育次長 古 林 勢 一 郎 君
監査事務局参事事務局長事務取扱 松 下 將 勝 君 選管委事務局長 岡 田 信 之 君
農委事務局参事事務局長事務取扱 吉 田 功 君 ──────────────────────────────────
議会事務局職員出席者 事務局長 江 川 勝 幸 次長 田 淵 功 係長 福 有 慎 二 係長 滝 川 勝 正 ────────────────────────────────── 午前 九時五十九分 開議
○議長(近藤龍彦君) お忙しいところ御参集御苦労でございます。 これより本日の会議を開きます。 日程に入るに先立ち、諸般の報告を申し上げます。 まず、佐藤絹子君外六人から道路特定財源の堅持を求める意見書が、また橋本国勝君外六人から
緊急地域雇用特別交付金の改善を求める意見書及びWTO農業交渉で新しい貿易ルールを求める意見書が提出されております。 次に、市長からお手元へ配付のとおり追加議案の提出通知がありました。 諸般の報告は以上のとおりであります。 これより本日の日程に入ります。 本日の議事日程は、お手元へ配付の議事日程表のとおりであります。 朗読は省略いたします。 ──────────────────────────────────
△日程第一 議案第九十六号 平成十三年度鳴門市
一般会計補正予算(第二号) 議案第九十七号 平成十三年度鳴門市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第一号) 議案第九十八号 平成十三年度鳴門市
老人保健事業特別会計補正予算(第一号) 議案第九十九号 平成十三年度鳴門市
介護保険事業特別会計補正予算(第一号) 議案第百 号 平成十三年度鳴門市
新東浜土地区画整理事業特別会計補正予算(第一号) 議案第百一 号 平成十三年度鳴門市
公共下水道事業特別会計補正予算(第一号) 議案第百二 号 平成十三年度鳴門市
公設地方卸売市場事業特別会計補正予算(第一号) 議案第百三 号 平成十三年度鳴門市
産業団地開発事業特別会計補正予算(第一号) 議案第百四 号 平成十三年度鳴門市
文化会館事業特別会計補正予算(第一号) 議案第百五 号 平成十三年度鳴門市
モーターボート競走事業会計補正予算(第一号) 議案第百六 号 平成十三年度鳴門市
運輸事業会計補正予算(第一号) 議案第百七 号 鳴門市職員恩給条例等の一部改正について 議案第百八 号 鳴門市情報公開条例の制定について 議案第百九 号 鳴門市税賦課徴収条例の一部改正について 議案第百十 号 工事請負契約の締結について(
鳴門市立里浦小学校講堂防音工事のうち建築工事) 議案第百十一号 工事請負契約の締結について(高島ポンプ場(建築)建設工事) 議案第百十二号 水稲無事戻し金の交付について 陳情第四十九号 国に対して「
緊急地域雇用特別交付金事業の改善・継続」と「緊急の就労事業」の意見書の提出を求める陳情書 陳情第五十 号の二 トラック輸送における安全確保・排ガス防止に関する陳情書 陳情第五十六号 WTO農業交渉で新しい貿易ルールを求める陳情書
○議長(近藤龍彦君) 日程第一、議案第九十六号から議案第百十二号までの十七議案及び陳情三件を一括議題といたします。 本件については、それぞれ所管の常任委員会に付託してありますので、この際委員長の報告を求めます。 まず、総務委員長から報告を求めます。 〔七番 矢野善治君登壇〕
◆七番(矢野善治君) 総務委員長報告を申し上げます。 今期定例会において、当委員会に付託なりました議案は、議案第九十六号平成十三年度鳴門市
一般会計補正予算(第二号)外五議案であります。 去る九月二十六日に委員会を開催し、慎重審査いたしました結果、議案六件はすべて原案のとおり可決すべきであると決しました。 以下、審査の概要について御報告を申し上げます。 まず、議案第九十六号平成十三年度鳴門市
一般会計補正予算(第二号)につきましては、歳入歳出それぞれ二十億一千三百万円を補正し、補正後の予算総額は二百三十八億九千九百万円となります。 まず、歳入につきましては、地方特例交付金及び普通地方交付税の額の決定、利子割交付金の交付見込み、また分担金及び負担金は事業量増減の補正、国・県支出金については事業量の変更による補正、繰入金については財政調整基金からの繰り入れ、繰越金については平成十二年度決算に基づく補正、諸収入については
自治総合センターからの助成金、市債につきましては、地方交付税減額に対する補てん措置である臨時財政対策債の発行や、なると
ソフトノミックスパーク用地の引き取りのために所要額の補正を行うものであります。 次に、歳出でありますが、主なものについては、消防費において
自主防災組織活動支援活動補助金などが補正計上されております。 委員会では、地方交付税が当初予算から大きく減額されており、このことについては制度の見直しによるところが大きなことは十分承知しているものの、予算編成においては国の動向等を十分把握され、特に地方交付税の見積もりについては今後とも十分留意されるよう要望し、原案を了といたしました。 以上が
一般会計補正予算の審査概要であります。 次に、議案第百四号平成十三年度鳴門市
文化会館事業特別会計補正予算(第一号)については、前年度決算に基づく繰越金及び一般会計からの繰入金を補正し、主に人件費において、職員の定期異動に伴う減額補正をするものであり、異議なく原案を了といたしました。 次に、議案第百五号平成十三年度鳴門市
モーターボート競走事業会計補正予算(第一号)につきましては、
競走水面整備工事に要する経費を平成十三年度から平成十六年度まで二十二億円を限度額として、債務負担行為を設定するものであります。 本事業は、当初予算で競走水面の拡張整備に要する経費として北防潮堤に四億円、前年度から繰り越しの大型映像装置架台三億円及び防風フェンス約二億円、合わせて計九億円が計上されておりましたが、全体計画について検討された結果、防潮堤の改良とあわせ
防風フェンス工事をする方が経費面において効率的なことから、
防風フェンス工事費を含め行うものでございます。 委員会としては、執行に当たり、全体工事について事業費を圧縮できる工法や回航費等を十分に検討し、さらに事業コスト縮減に取り組むよう、また工事着工することによって潮流の変化など漁業等に影響を及ぼすおそれも考えられることから、十分な調査を行うとともに、関係機関とも協議されるよう強く要望し、原案を了といたしました。 次に、議案第百七号鳴門市職員恩給条例等の一部改正については、恩給法等の改正に伴い、本市の恩給に係る扶養加給年額等の増額を行うものであり、異議なく原案を了といたしました。 次に、議案第百八号鳴門市情報公開条例の制定については、情報公開法が本年四月から施行されることによって、本市においても開かれた市政の実現に向け、必要不可欠な制度である情報公開制度の実施に当たり、実施する市の機関、開示の対象となる公文書、開示請求の手続など、基本的事項について定めるものであり、異議なく原案を了といたしました。 次に、議案第百九号鳴門市税賦課徴収条例の一部改正については、地方税法の改正に伴い、個人住民税において上場株式等の譲渡所得に係る特別控除措置が設けられましたことから、当該措置に係る整備を行うものであり、異議なく原案を了といたしました。 以上が当委員会の審査概要であります。よろしく御賛同賜りますようお願い申し上げます。
○議長(近藤龍彦君) 次に、教育民生委員長より報告を求めます。 〔八番 松下 保君登壇〕
◆八番(松下保君)
教育民生委員長報告を申し上げます。 今期定例会で、当委員会に付託なりました議案は、議案第九十六号平成十三年度鳴門市
一般会計補正予算(第二号)外議案四件であります。 当委員会は、去る九月二十八日に委員会を開催し、慎重審査いたしました結果、議案五件はすべて原案どおり可決すべきと決しました。 以下、審査の概要について御報告申し上げます。 まず、議案第九十六号平成十三年度鳴門市
一般会計補正予算(第二号)についてであります。 総務費では、生活振興費において、
自治総合センターからの助成金による
コミュニティ活動補助金として大島田獅子舞保存会に対する補助金や、
戸籍住民基本台帳費において、
住民基本台帳ネットワークシステムの改修に要する経費が計上されています。 当委員会では、
ネットワークシステムの見通しについて質疑を行い、電算化が進むことにより懸念される個人情報の保護に十分配慮するようにと意見がありました。 次に、民生費では、社会福祉費においてNPO法人が行うふれあい
デイホーム整備事業に対する補助金や、老人福祉費において法人化した
シルバー人材センターに対する運営補助金や、さらには
老人福祉センター費において、
老人福祉センターと勤労青少年ホームを一体管理し有効活用を図るための工事請負費などが計上されています。 次に、児童福祉費では、子どものまち推進事業費として子どもの
まち宣言記念講演会の開催に要する経費や、所得制限の緩和に伴い支給対象者が増加した児童手当に要する経費などが計上されています。 次に、教育費では、社会教育費においてふれあい交流センターが行う地域ふれあい交流事業補助金や、保健体育費において
大麻学校給食センターの給食配送車購入に要する経費などが計上されています。 以上が
一般会計補正予算の審査概要であります。当委員会では、異議なく原案どおり可決すべきと決しました。 次に、議案第九十七号平成十三年度鳴門市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第一号)でありますが、歳入では、前年度の精算や
老人保健医療費拠出金の確定に伴う国庫支出金や一般会計繰入金などの補正であり、歳出においては、老人保健拠出金や
保険料滞納管理システムの導入に要する経費が計上されております。 当委員会では、
財政安定化支援事業等に係る一般会計繰入金の減額に伴い、運営に支障がないかとの質疑があり、理事者より、当初予定していなかった前年度分の精算などで収支の均衡は図られているとの答弁がありました。また、
収納率向上特別対策の具体的効果や滞納者に対する資格証明書の交付などについての質疑については、嘱託収納員制度の効果が大きかったことが報告され、長引く経済不況により状況は厳しいものの、さらに口座振替の推進や
保険料滞納管理システムの導入により、より効率的に滞納者と接触を図り、収納率の向上に努めていきたいとの答弁がありました。また、資格証明書の交付につきましては、短期の被保険者証を発行し、滞納者と接触を図り、事情をよく把握した上で資格証明書を交付しているとのことであり、当委員会では、異議なく原案どおり可決すべきと決しました。 次に、議案第九十八号平成十三年度鳴門市
老人保健事業特別会計補正予算(第一号)でありますが、歳入では、前年度実績に基づく精算や決算による繰越金などの補正であり、歳出では、医療費県負担金の精算に基づく返納金の計上であります。当委員会では、異議なく原案どおり可決すべきと決しました。 次に、議案第九十九号鳴門市
介護保険事業特別会計補正予算(第一号)でありますが、歳入では、
介護認定審査ファイリングシステムに対する国庫支出金や決算による繰越金などの補正であり、歳出では、介護相談員養成に関する経費や
介護認定審査ファイリングシステムリース料などが計上されています。当委員会では、異議なく原案どおり可決すべきと決しました。 次に、議案第百十号工事請負契約の締結について(
鳴門市立里浦小学校講堂防音工事のうち建築工事)でありますが、当工事を二億七百三十七万五千円で吉成建設株式会社と工事請負契約を締結するものであり、異議なく原案どおり可決すべきと決しました。 以上が当委員会の審査概要であります。よろしく御賛同賜りますようお願い申し上げます。
○議長(近藤龍彦君) 次に、建設運輸委員長より報告を求めます。 〔十五番 佐藤絹子君登壇〕
◆十五番(佐藤絹子君)
建設運輸委員長報告を申し上げます。 今期定例会で、当委員会に付託なりました議案は、議案第九十六号平成十三年度鳴門市
一般会計補正予算(第二号)について外議案四件、請願一件、陳情一件であります。 当委員会は、去る九月二十六日と二十七日の二日間にわたり委員会を開催し、慎重審査いたしました結果、議案五件は原案どおり可決すべきと決しました。 以下、審査の概要について御報告申し上げます。 議案第九十六号平成十三年度鳴門市
一般会計補正予算(第二号)についてでありますが、まず債務負担行為の補正の内容については、
鳴門バスストップ関連施設整備を道路公団と同時に工事着手する予定でありましたが、地元との調整が難航したため、平成十三年度に工事の完成が見込めなくなったため工期の延伸をするものであります。 次に、衛生費については、清掃総務費の下水清掃費に関する補正計上であります。 次に、農林水産費については、漁港改修費として粟田漁港の
地域水産物供給基盤整備事業、北泊漁港の
広域漁港整備事業、県単漁港改良事業の堂浦漁港の県営漁港事業の負担金等の補正計上であります。 次に、土木費については、
桑島東線道路新設改良事業に係る道路新設改良費、市道の維持補修費や
高速鳴門バス停留所周辺整備に関連する経費、街路事業の県営事業に係る負担金、また
都市計画基礎調査費として
徳島東部都市計画事業に属する県及び四市七町の交通量を調査する
都市交通マスタープランの委託費、及び住宅維持管理費などについての補正計上であります。 以上が
一般会計補正予算の概要でありますが、
桑島東線道路新設改良事業に係る審査の中で、
市道桑島東線拡幅改良工事に一部反対の意見があり、委員会では、車両の通行に支障のない安全な道路にすることと、土地の買収に際しては、その所有者とは土地の交換も含め鳴門市内で取引される土地売買の価格を十分に踏まえた交渉となるよう強く要望し、採決の結果、賛成多数で原案を了といたしました。 次に、議案第百号平成十三年度鳴門市
新東浜土地区画整理事業特別会計補正予算(第一号)については、換地精算業務を行うに当たり、必要となる経費及びその財源となる
一般会計繰入金等についての補正計上でありますが、精算を行うに当たっては、当事者に十分説明するとともに換地精算業務が遅滞しないよう強く要望し、原案を了といたしました。 次に、議案第百一号平成十三年度鳴門市
公共下水道事業特別会計補正予算(第一号)については、
県営事業負担金等に伴う補正計上であり、異議なく原案を了といたしました。 次に、議案第百六号平成十三年度鳴門市
運輸事業会計補正予算(第一号)については、利用者の利便性を向上させるためデマンド方式を試験導入する経費を補正計上するものであり、異議なく原案を了といたしました。 次に、議案第百十一号工事請負契約の締結については、国庫補助事業として整備を進めております高島ポンプ場の建築に係る工事を施行するために、議会の議決を求めるものでありますが、工事請負業者を選定する際には、平等で可能な限り経費の節減につながるよう要望し、原案を了といたしました。 以上が当委員会の審査報告であります。よろしく御賛同賜りますようお願い申し上げます。
○議長(近藤龍彦君) 次に、経済環境委員長より報告を求めます。 〔二十二番 橋本国勝君登壇〕
◆二十二番(橋本国勝君)
経済環境委員長報告を申し上げます。 今期定例会において、当委員会に付託なりました議案は、議案第九十六号平成十三年度鳴門市
一般会計補正予算(第二号)外三議案及び陳情一件並びに継続審査となっております請願・陳情六件であります。 去る九月二十八日に委員会を開催し、慎重審査いたしました結果、四議案とも原案どおり可決すべきであると決しました。また、請願・陳情につきましては、お手元へ配付の請願・陳情審査結果報告書のとおりです。 以下、審査の概要について御報告申し上げます。 初めに、議案第九十六号平成十三年度鳴門市
一般会計補正予算(第二号)についてでありますが、まず債務負担行為については、徳島東部臨海処分場整備に関連する松茂町の地元対策費に対する負担金であり、平成十三年度から平成十八年度までの六年間に九億五百七十六万円を限度として設定するものであります。 次に、衛生費では、生活排水対策として住民からの要望の強い合併処理浄化槽の設置に対する補助金のほか、埋立地管理事業費として、不燃ごみ県外搬出処分業務委託料と不燃ごみ分別センター本格稼働に伴う分別業務委託契約金額と当初予算額の差額の経費であります。また、リサイクル事業費では、分別された不燃ごみの中には、リサイクル可能なものも多く含まれており、特にリサイクル対象の廃プラスチック系の不燃ごみが六〇%ぐらいあり、経費削減対策として平成十四年度より財団法人日本容器包装リサイクル協会へ、リサイクルされていない廃プラスチック類を委託し、不燃ごみに含まれている廃プラスチックの減容化を図り、経費削減に努めるための施設整備事業に係る経費の計上でありますが、リサイクル事業費の審査の中で、委員より、地元住民の理解を得られていないのになぜ予算化をしたのか。また地元住民の理解が得られなくても事業を進めていくのかとの質疑があり、理事者より、地元の理解を得ていなかったのは反省すべき点でありますが、県外での搬出処分については高額な経費を要しており、この事業を進めることによって二億円近く経費削減が見込まれますので、事業を予算化したとの説明がありました。また、地元の理解なくして事業は進めないとのことであり、委員会では、地元住民の理解を得てから事業を推進するよう強く要望いたしました。 次に、農林水産事業費では、農業基盤の整備を図るため市場大北一号農道改良工事等の同和対策耕地事業費、及び地盤沈下対策として大津西部地盤沈下対策事業等の県営耕地事業に対する負担金、並びに堂浦地区の治山林道整備事業費等の経費の計上であります。 次に、商工費では、なると
ソフトノミックスパーク用地を鳴門市土地開発公社から引き取るに当たり、公共施設用地部分の購入と一般分譲に必要な施設整備等に係る経費の計上でありますが、まず理事者より、土地開発公社から一括して引き取る理由等について全般的な説明がありました。分譲用地部分の引き取りに、本年度公営企業債としての地域開発事業債の発行が認められることとなり、これにあわせて、一般会計で対応することとなる公共用地部分の引き取りについても今回起債が許可される見通しとなった。企業誘致が成立したときに引き取っていく方法は、現在の経済情勢下では分譲の見通しが立てにくく、計画的な負担の解消ができないとのことであります。今回の計画により起債に借りかえた場合には、負担は開発公社での借り入れよりも軽減され、義務的に償還していくため確実に負債が減少していくことになる。また、事業費が固定されるため、財政運用上の位置づけを明確にすることができるとの説明がありました。 委員会では、委員より、負担が開発公社での借り入れよりも軽減されるのは理解できるが、財政負担を考慮した借り入れの条件等を十分検討し、一刻も早い優良企業の誘致に努力されたいとの意見がありました。
一般会計補正予算については、以上の諸点を要望し、原案どおり了といたしました。 次に、議案第百二号平成十三年度鳴門市
公設地方卸売市場事業特別会計補正予算(第一号)については、定期異動に伴う人件費等の経費の計上であり、異議なく原案を了といたしました。 次に、議案第百三号平成十三年度鳴門市
産業団地開発事業特別会計補正予算(第一号)については、なると
ソフトノミックスパーク用地に係る企業地部分を土地開発公社から引き取る経費の計上であり、異議なく原案を了といたしました。 次に、議案第百十二号水稲無事戻し金の交付については、平成十年度から平成十二年度までの三年間に共済金を受けていない人に無事戻し金を交付するものであり、異議なく原案を了といたしました。 以上が当委員会の審査概要であります。よろしく御賛同賜りますようお願い申し上げます。
○議長(近藤龍彦君) 以上で各常任委員長の報告を終わります。 これより質疑に入ります。 ただいまのところ質疑の通告はありません。 質疑ありませんか。 〔「質疑なし」と言う者あり〕 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 通告がありますので、発言を許可いたします。 〔十九番 田渕 豊君登壇〕
◆十九番(田渕豊君) ただいまそれぞれ委員長から審査の報告があったわけでございますが、私は議案第九十六号平成十三年度
一般会計補正予算の中の土木費の道路新設改良費に関して、公有財産の購入費二千八百九十六万五千円について認定をできませんので、反対討論をいたしたいと思います。 我が建設委員会において、二日間にわたって特にこの公有財産購入費をめぐって慎重な審査を行ってまいりました。一日目は、委員会の全体の雰囲気は認定できないという雰囲気でございましたが、一夜明けましたらからっと変わりまして、今委員長の報告がありましたように委員会委員長報告としては採択をするということになったわけでありますが、私は二日間、特に土木課におきましては、我々の委員会の要望にこたえて徹夜に近い図面の書きかえ等、大変迷惑をかけたわけでありますが、審議をすればするほど疑問点が濃厚に、私自身はなってきまして、不採択ということにしたわけであります。 御承知のように、この事業費は高速鳴門バス停周辺整備事業に関連して行う市道拡幅改良のための用地を購入する予算でございます。 以下、四つの疑問点、反対理由を述べますので議員各位の御賛同をお願いしたいと思います。 さて、高速鳴門バス停周辺整備事業につきましては、私ども共産党市議団は、下側の駐車場は必要であるということから、この点については反対討論をしませんでしたが、坂道対策としてのスロープカーの設置につきましては反対意見を述べてきたところであります。今回、この市道改良事業もこのスロープカーの設置によって関連した形で出てきておるわけでございますので、この周辺整備全体事業の中から、果たしてこの市道拡幅の予算が必要かどうかということを討論しておきたいと思うのであります。 まず一番目に、今回のこの議案が、予算が、なぜ高速鳴門バス停周辺事業の基本計画の段階あるいは実施計画の段階で提案をされてこなかったのかという問題であります。このことを聞いたわけでございますが、そのときには予算がなかったから延ばしたんだということで、そもそも基本計画の段階からこの市道の拡幅の問題は計画の中にあったようであります。しかし、私はどう考えてみても、そのときに予算がなかったというのは詭弁ではないかと考えるわけであります。というのは、今期補正予算がいかに厳しい予算であるかということは、議員各位も御承知のとおりであります。予算づけは、おくれればおくれるほど厳しい状況になるというのは、いわばもう分刻みで本市の財政状況が悪くなっている。そういうことからして、この基本計画の段階で予算がなかったというのは、私は納得ができないのであります。 また、どうして今度のこの計画、予算が一貫してスロープカーの設置、駐車場の整備は企画調整部が行っていたものが、今回土木に移ってきたかという問題であります。大変、そういう点では本事業の政策を立案した企画調整部との審査、質疑でなかったわけですから、明快な土木からの答弁は得られませんでした。そういう点で、大変整合性がないという問題であります。 二番目が、これはスロープカーのときに議論したことでありますが、この来年の盆までには、松茂におきましてバスターミナルが設置されるということは御承知のとおりであります。その結果、現在の鳴門高速バス停の利用客が大きく減少することが予測されるわけであります。そういうことから、十一メートルの幅員、全長四十メートルの市道を拡幅しようとする事業でありますが、果たして現況の状況で駐車場整備あるいは回転場の整備をすっきりすれば、十分私は対応はできるのではないかというふうに考えるわけであります。 理事者の利用台数、利用者数も聞きましたが、これもはっきりしないのでありますが、一日千五百人ぐらい、そして車の台数で言えば五百台ぐらいが出入りしているだろうというふうな調査結果を報告しておりましたが、その台数や人数から考えてみましても、松茂バスターミナルが設置されますと、どれぐらい利用客が減るかということは想定できるわけであります。仮に、現在の理事者がその調査結果に基づいて言います一日の出入り五百台をさばくのに、果たして十一メートルもの道路拡幅の必要があるのかどうかという問題であります。松茂バスターミナルができるなら、現在よりこの五百台より、一日千五百人の利用客がはるかに減ってくるということは間違いないのであります。 そういう点から、なぜそれだけの道路拡幅が必要であるかという問題であります。 三点目が、今回購入しようとする地主との関係の問題であります。既に議員各位も御承知のように、競艇事業におきまして今回問題に、購入しようとする地続きの土地を競艇事業費の中で四億円も投資をして、既に買収をしておることは御承知のとおりであります。全協で総務委員長にただしましたが、そもそもこの土地を買ったその事業の進捗状況を聞きましたが、全く進捗はしていないということはともかくといたしまして、再び同じ地権者から約三千万円の土地を購入するということは、さきほどの一番目に述べました基本計画や実施計画を立てた時点で、私は同時進行ぐらいだったと思いますが、競艇部がこの四億円も出して買う土地の段階で、この問題が、市長を先頭にしてどうしても必要だから譲ってくれるなり、あるいは寄附でもしてくれないかという申し入れを私はすべきであったと思うのであります。 また、地続きであるということから、東側の鳴門市が購入した、この同じ地主から購入したその境の部分で等値交換をすれば、十分その目的を達成することができたと思うのでありますが、そのことをただしても、市長を先頭に担当者は全くそういう交渉はしてこなかったということは、大変私は無責任といいますか、市民の税金を何と思うとるのかという、大変怒りがわいてくるのであります。常識的に判断しても、我々が事業を起こす場合には、そういうことがあれば、当然当事者に対してそういうような要望をすることは当たり前のことだと思いますが、市長を先頭にたくさんの担当職員がかかって、そういう交渉すらできていないということに対して、私は大変疑問を深めた次第であります。 四番目が、そもそもこの事業を市長が行うと言い出したのは、現在市民が気軽くあの山の上まで行きまして送迎をしておるわけでございますが、回転場が狭いというようなことで、そういうことがないようにしようということも一つの大きな理由であったはずであります。しかし、今回、これはこの三千万円に関係はないわけですが、提出された図面を見ましたら、下の駐停車場は利用できる台数が十四台であります。そこにマイクロバスが入ってきて回転をしたり、送迎をする皆さんの車がそこを利用するようになるわけでございますが、現在、今利用しているあの山の上の部分の回転場を見ただけでも、それぐらいの車がラッシュのときには使っております。そして、今度新たにつくる駐停車場が十四台というのは、これもまた全く整合性がないということであります。改良、改善がされない、そういうものができるということであります。 理事者が、交通の安全とか松茂ができても台数が減らないんだとかと言っておりますが、だとしたら果たして改良、改善された駐停車場で混雑は起こらないのか、また道路に駐車をするようなことが起こらないのか、そういうことが出てくるわけでございまして、理事者の考えが、私は一貫していないと、どうも用地買収先にありきというような勘ぐりさえ持たざるを得ない予算案であると思うのであります。 市長はこの補正予算議会におきましても、職員や市民に対して冷たい改革を断行していく、現にそういうことが進んでおるわけでございます。一方で財政危機を言いながら、十分に考えたらいろいろ対応できて、三千万円といえども市民の税金をそういうことに使わなくてよかったであろうと思うのでございますが、その辺も市長の考え方に、私は大変矛盾したものを感じるものであります。 そういう四つの観点から、私はこの予算案に対して反対をするものであります。議員各位の賛同をお願いしまして、反対討論を終わります。
○議長(近藤龍彦君) ほかに討論ありませんか。 〔「討論なし」と言う者あり〕 これをもって討論を終結いたします。 これより議案第九十六号を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。 本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔起立多数〕 起立多数であります。 よって本案は、原案のとおり可決されました。 次に、議案第九十七号から議案第百十二号までの十六議案を一括採決いたします。 本案に対する委員長の報告はいずれも原案可決であります。 本案は、いずれも委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う者あり〕 御異議なしと認めます。 よって本案は、いずれも原案のとおり可決されました。 次に、陳情第四十九号、陳情第五十号の二及び陳情第五十六号の三件を一括採決いたします。 本件は、いずれも委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う者あり〕 御異議なしと認めます。 よって本件は、いずれも委員長の報告のとおり決定いたしました。 ──────────────────────────────────
△日程第二 議案第九十一号 平成十二年度鳴門市
農業共済事業会計決算の認定について 議案第九十二号 平成十二年度鳴門市
モーターボート競走事業会計決算の認定について 議案第九十三号 平成十二年度鳴門市
病院事業会計決算の認定について 議案第九十四号 平成十二年度鳴門市
水道事業会計決算の認定について 議案第九十五号 平成十二年度鳴門市
運輸事業会計決算の認定について
○議長(近藤龍彦君) 日程第二、議案第九十一号から議案第九十五号までの五議案を一括議題とし、前会の議事を継続いたします。 これより質疑に入ります。 ただいまのところ質疑の通告はありません。 質疑ありませんか。 〔「質疑なし」と言う者あり〕 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終結いたします。 おはかりいたします。 本案については、十二人の委員をもって構成する企業会計決算審査特別委員会を設置し、これに付託の上、閉会中の継続審査に付することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う者あり〕 御異議なしと認めます。 よって本案については、十二人の委員をもって構成する企業会計決算審査特別委員会を設置し、これに付託の上、閉会中の継続審査に付することに決しました。 おはかりいたします。 ただいま設置されました特別委員会の委員の選任については、委員会条例第八条第一項の規定により、議長において 田 中 寛 昭 君 矢 野 善 治 君 松 下 保 君 牧 野 豊 君 山 本 秀 君 佐 藤 絹 子 君 板 東 一 岳 君 勘 川 一 三 君 斎 藤 達 郎 君 橋 本 国 勝 君 明 野 尚 文 君 横 井 茂 樹 君 以上十二人を指名いたします。 これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う者あり〕 御異議なしと認めます。 よってただいま指名いたしました十二人を企業会計決算審査特別委員会委員に選任することに決しました。 議事の都合により小休いたします。 午前 十時四十一分 休憩 午前 十時五十五分 開議
○議長(近藤龍彦君) 小休前に引き続き会議を開きます。 この際、諸般の報告を申し上げます。 ただいま企業会計決算審査特別委員会より正・副委員長の決定報告がありましたので、御報告いたします。 企業会計決算審査特別委員会委員長に 横井茂樹君 副委員長に 板東一岳君 諸般の報告は以上のとおりであります。 ──────────────────────────────────
△日程第三 意第五号 道路特定財源の堅持を求める意見書
○議長(近藤龍彦君) 日程第三、意第五号道路特定財源の堅持を求める意見書を議題といたします。 まず、意見書案を朗読いたさせます。 〔事務局長朗読〕
○議長(近藤龍彦君) 提案理由の説明を求めます。 〔十五番 佐藤絹子君登壇〕